先物取引の特徴は、小さな資金で大きな取引ができるということです。例えば、今10万円の資金があるとします。この10万円を証拠金(担保)として、10-20倍の金額で取引ができます。ここでは100万円-200万円の取引ができるのです。このように少ない資金で大きな取引ができることをレバレッジ(てこ)と呼んでいます。成功すれば多額の利益が得られますが失敗すれば損失(証拠金を失う)もします。先物取引はハイリスク・ハイリターンだといえます。また、先物取引は買い付けたものは決済期日前ならば、いつでも市場で売ることもできますし、逆に買うこともできます。このことを「転売買戻し」といいます。現物のやり取りをすることなく、市場で買い付けたものを市場で転売し、売りつけたものは買い戻し、その差額(差金)の授受をするだけで決済を終えることができる取引です。先物取引は現物の取引を行っていません。手元には現物はありません。通常、商品は買って手元に置いてあり、それを売るという形ですが、手元に無いものを売(カラ売り)る形になります。現に手元に無い商品を将来販売すると約束をして、その後、将来の約束した時点で引き渡足すというものです。これが先物取引の特徴です。