先渡し取引の説明をします。先渡しとは、英語でフォワード(Forward)といい、タテ取引とヨコ取引があります。タテの取引は、生産者→卸売業者→小売業者間の取引です。この流れに沿って取引が行われます。この関係の中で、真ん中の卸売業者が生産者と小売業者の間を過不足無く継続的にできるように商品の在庫をもって、問題なく流通できるような役目をしています。商品の需要と供給を調節しています。これがタテの取引です。しかしながら、このタテの取引の中だけでは、流通を円滑に行なうことはできません。卸売業者の間で商品の過不足を補えるように関係が築かれます。卸売業者同士で補完しあう関係をヨコの取引といいます。ですので、お互いに買ったり売ったりと双方の取引が行われます。このヨコの取引にはいろいろな形態が生まれます。規模が拡大すれば1対1の取引ではなく、1対複数や、複数対複数など、複雑な関係が構築されていきます。それぞれがチェーンの鎖のようにつながっていきます。いろいろなチェーンがさまざま築かれていきます。ここに、中間流通段階でのヨコの先渡し取引が成立します。また、この連鎖取引の為に、ある業者が破綻や倒産をした場合、これにつながっている業者にも影響を与え、履行不能の状態も考えられ、その際は取り付け騒ぎが起こるケースもあります。